梅雨の明けた7月後半、山梨県の乾徳山へ登山へ行ってきました。
この日山梨県内は猛暑日で、ものすごい暑さでの山登りとなりました。
登山デビューの友人を含め三人での登山でした。
乾徳山
乾徳山は山梨県にある標高2031mの山で、奥秩父山域に属します。
日本200名山にも選ばれています。
少しマイナーな山かもしれませんが、絶景が楽しめ、岩登り要素もあるので個人的にはずっと行きたいと思っていた山です。
岩場はかなり高度感があり、スリルを味わうことができます。
アクセス・駐車場
今回は、徳和登山口から登りました。
アクセスは比較的よく、甲府市内からだと30分ほどで登山口近くの『徳和駐車場』へ行くことができます。
直前にはコンビニもありました。
道中は舗装されていて駐車場もきれいなので、車高が低い車でも心配なく行くことができます。
駐車場は無料で、付近にはトイレや自販機もあり、登山ポストも設置されていました。
乾徳山登山口
今回は、高校時代の同級生トリオで登りました。
一人は今回が登山デビューでしたが、バリバリのマラソンランナーなので、体力と脚力は誰よりも持ち合わせています。
駐車場を出発してしばらく集落の中を歩いていくと登山口があります。
ここから本格的な登山道となりますが、序盤から傾斜のややきつい山道が続きます。
標高は2000mほどの山ですが、駐車場から山頂まで1000m程標高を上げることになるので、まあまあ登りごたえがあります。
マラソンランナーを先頭にすると、ペースがとてつもなく早くなってしまうので、先頭は交代交代で回しました。
山道は日陰で涼しいですが、それでも汗だくになりなりながら登っていきます。
今年一番に汗をかきました。
少し行くと、水場があります。
水場は2か所あるらしいですが、この水場は勢いよく水が湧き出していました。
山頂見えた
しばらく樹林帯を登っていくと少し開けた場所があり、分岐点にもなってる『国師ヶ原
』という場所に出ます。ここから初めて乾徳山の山容を眺めることができます。
まだまだ遠いです汗
富士山見えた
分岐を過ぎてしばらく行くと、『扇平』という原っぱのような場所に出ます。
視界が開けていてとても気持ちの良い場所です。
ここから見える富士山は最高でした。
ここまでうっそうとした樹林帯歩きがメインだったので、この場所は開放的で本当に気持ちがよかったです。
岩場の連続
ここから先は傾斜のある樹林帯となり、岩場も連続して出てきます。
『髭剃岩』という岩の裂け目があったり、鎖場も出てきます。
山頂直下にある『天狗岩』という岩場は、高度感があり、かなりのスリルが味わえます。
鎖もあり、岩の裂け目もあるので比較的登りやすいですが、慎重に登りました。
この岩場は迂回路もあるので、怖い人は無理はしないようにしましょう。
山頂へ
天狗岩を超えると、乾徳山の山頂へ到着です。
けっこういいペースで登れて2時間ほどで到着しました。
山頂からは絶景が広がっています。富士山や甲府盆地の眺めが素晴らしかったです。
個人的には町を見下ろすことができる景色が好きなので、ここからの眺めは最高でした。
少し雲がわいてきてしまいましたが、それでも富士山がきれいに見えました。
まとめ
2000m程の山ですが、景色もよく岩登りもあったりして飽きの来ないルートでした。
登山デビューの友達も満足したようです。
また、富士山が冠雪したころに登りに来てみたいと思います。