2023/4/22
人生初マラソンの『長野マラソン』でサブ3.5を達成することができました。
大会レビューも書いているのでよかったそちらも見てみて下さい。
【大会レビュー】初マラソンは長野マラソン【前編】 - ずくだしんしゅう
【大会レビュー】初マラソンは長野マラソン【中編】 - ずくだしんしゅう
【大会レビュー】初マラソンは長野マラソン【後編】 - ずくだしんしゅう
目標
目標タイム
今回、目標タイムはサブ3.5としていました。
これはエントリー時に決めた目標です。
しかし練習していた感じ、もう少し行けそうな感触だったため
当初よりも少し高めに、3時間15分としました。
いつかはサブ3を目標に、ランニングをずっと続けていましたが、
ランニング歴8年目にして、初めてのフルマラソンへの挑戦です。
ここからが自分の本当のスタートだと思って、今回の大会に臨みました。
不安と楽しみ
いままで最長でも32キロしか走ったことがなかったので、42キロ走ると自分の体はどうなるのか。
また、長野マラソンへ向けてのトレーニングのほどんどはジョグだけだったため、
この状態でどこまで走れるのか、楽しみと不安をもって大会を迎えました。
練習内容としては正直不安しかありませんが、3~4月は走行距離は200キロ以上走れていたので、不安よりは自信の方が大きかったと思います。
設定
3月に走ったハーフマラソンのタイムが、1時間25分台だったので、
今回は、前半のハーフを1時間30分ほどで走ることにしました。
後半は失速するだろうと思っていたので、前半の貯金を使いながら最低限のペースダウンで耐え、キロ5分は超えないように走れればなと思っていました。最終的に3時間10分~15分くらいでまとめる設定です。
設定通りうまくいくとは思っていませんでしたが、頭の中ではそんな感じのイメージをもっていました。
走りの内容
Fブロック
スタートブロックは『Fブロック』でした。
申請タイムを出していないので仕方ないですが、思ったよりも後ろのスタートでした。
そのため、少し予定変更しました。
最初の数キロは
・アップジョグのつもりで飛ばさない
・無理に抜かさない
この二つを徹底して走ろうと先輩ランナーからも助言がありました。
スタート
号砲のあと3分ほどでスタート地点を通過することができました。
まずは流れに身を任せてキロ5分ほどのペースで入りました。
自分の意思でペースを変えることはできず、とにかく波に流されながら走るという感じでした。
無理して抜かすこともできましたが、ここで体力を消耗したくなかったのでひたすら我慢してアップのつもりで走りました。
5キロ過ぎ
5キロ地点を過ぎたところで、ようやく隙間ができ始めたので、徐々にペースアップをしました。
それでもまだ走りたいペースで走ることはできませんでしたが
その分、マラソン大会の雰囲気や応援を楽しみながら走ることができました。
普通に生きていたら、こんなにたくさんの声援を受けたり応援されることはなかなかないと思うので、本当にマラソンって特別な体験をできる競技だと思います。
最初の給水
7キロ地点で最初の給水所を迎えました。
めちゃくちゃ混み合っていたので、給水はせずに行こうかと思いましたが、
先輩ランナーの助言で、フルマラソンは序盤からしっかり給水をした方がいいと聞いていたので、助言通り給水をしました。
初めてのことなので、とにかく人から聞いたアドバイスにはしっかりと耳を傾けて、参考にしていくスタイルです。
ペースを掴んだ10キロ
10キロ地点までに徐々にスピードを上げて、キロ4分半のペースで落ち着きました。
このペースだと、どんどん前を追い抜いていく感じになります。
無理はせずに、でもペースを維持しながらガンガン抜きながら走ります。
足の痛み1
15キロ付近で、痛めていたシンスプリントが痛み出しました。
思ったよりも序盤で痛くなってしまったので、けっこう焦りました。
なんとか最後まで持ってくれ!という感じでごまかしながら走りましたが、30キロを過ぎたころにはなぜか痛みを感じなくなっていました。
痛くなったり痛くなくなったり、自分でもよくわからない怪我の状態ですが、今回はなんとか足の状態は最後まで持ってくれたので良かったです。
補給はモルテン
今回補給はモルテンを20キロ付近で摂取しました。
補給と言えばモルテンというイメージだったので、1000円近くする高価なものを用意しておきました。
美味しいものではないですし、走ってる途中で飲み込むのはしんどかったので、給水と一緒に飲み込みました。
30キロ地点には、エイドにアミノバイタルのジェルもあったので、ジェル系で補給したのはこの二つでした。
サブ3.5ペースの壁
中盤、サブ3.5ペースの集団に追いつきました。
ここがかなりの大きな集団になっていて、追い抜かすのに一苦労しました。
また、今回参加していた『猫ひろし』が、サブ3.5ペースで走るとのことでこの集団の中心にいました。
そのため盛り上がりも混み具合も、もの凄いことになっていました。
しばらく一緒に走りましたが、にゃーにゃー叫び通しで見ていて面白かったです。
ゲストランナーって凄いですね。
30キロ突破
30キロを超えたところでは、まだまだ余裕がありましたが、
どこかで必ず体が動かなくなるポイントが来ると思ったので、そこまではペースを落とさずに走ります。
32キロを超えて残り10キロというところで、経過グロスタイムが2時間30分ほどだったので4分30ペースで行けば、ギリ3時間15分を切ることができることがわかりました。
ギリギリですが、なんとか3分15分切を目指してラスト10キロを走ります。
35キロの壁
3時間15分切を目指して奮闘していましたが、37キロで一気に体が動かなくなりました。
これが30キロの壁というやつです。しかし思ったよりも終盤まで動けたので、本当に苦しいのはラスト5キロだけでした。
ここまでしっかり給水や補給を取ってきたことと、序盤に飛ばし過ぎなかったため、ここまで体が持ったのだと思います。
しんどい向かい風
長野マラソンのコースは終盤、長めの土手沿いを走りますが、ここは向かい風を受けながら走ることになります。
毎年必ず向かい風が強めに吹いているようなので、ここまでにある程度温存することが長野マラソン攻略のコツとなりそうです。
ラスト2キロは花道
土手沿いのしんどいコースを超えると、いよいよゴール地点である長野オリンピックスタジアムへ向けての直線に入ります。
グッと応援が増えて、最後の力が湧き出てきました。
ゴール地点のスタジアムも前方に見えているので、あそこまで行けばゴールだという気持ちで前向きに走ることができました。
タイム的には3時間15分は無理な状況になってしまいましたが、1分1秒でも縮めてやろうと、最後の力を振り絞って走りました。
ゴール
ゴール地点は長野オリンピックスタジアムを一周してゴールとなります。
ラストはスパートをかける余裕もあって、気持ちよくゴールすることができました。
結果的にネットタイムで3時間19分台でのゴールとなりました。
目標には届きませんでしたが、初マラソンにしてはよくやったと思います。
まとめ
サブ3.5達成できたのは嬉しいですが、若干不完全燃焼感も感じているので、また来年この大会に戻ってきてサブ3を達成できるように頑張りたいと思います。
辛いイメージの多いマラソンですが、達成感や充実感は本当にすごく感じられます。
また、ゴール後の仲間とのたたえ合う瞬間は、何とも言えない開放感もあります。
今回は設定ペースで走ることはできず、ファンランに近い感じのレースになりました。
でも初めてのフルマラソンを楽しみながら走ることができて、今回はこれでよかったと思います。
次回の挑戦ではサブ3を達成して見せます!