ずくだしんしゅう

信州、諏訪地方在住の28歳サラリーマン。 趣味はマラソンでサブ3を目標にしています。

紅葉の焼岳へ【10月】

2021年10月2日、台風一過のこの日、北アルプスにある焼岳に登山へ行ってきました。

前日までは台風の影響がありましたが、この日は風もほとんどない穏やかな登山日和でした。

初めての山ですが、山頂から見下ろす上高地の景色と、穂高岳の眺めを楽しみに登りました。

紅葉も始まっており、色づいた山の景色も楽しんできました。

焼岳

北アルプス南部にある標高2455m(南峰)の現在でも噴気を上げる活火山です。

百名山にも選ばれています。

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焼岳

南峰は立ち入りできず、2393mの北峰が今回目指す山頂となります。

比較的短時間で登ることができ、北アルプス入門の山とも言われていますが、滑落や落石などのリスクのある山です。

活火山のため、噴火警戒レベルを事前にチェックしましょう。

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上高地から見た焼岳

ルート・駐車場

焼岳は上高地から登るルートと、旧安房峠から登る新中の湯コースがありますが、

今回は、新中の湯コースをピストンで登ってきました。

駐車場は10台ほどしか止められないので、土日などは路駐になることが多いと思います。

私たちはゆっくりスタートで9時頃に登山口へ着いたので、登山口付近は大量の車が並んでいました。

たまたま駐車場に空きがあったので、路駐せずに済みました。

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焼岳登山口駐車場

登山口のある、旧安房峠は舗装はされていますが、少し荒れている場所もありました。

そして登山口の駐車場はかなり凹凸があるので、車高が低い車は路駐した方が安心だと思います。

スタート

9時半ころ歩き始めました。

序盤は、樹林帯をひたすら歩きます。

今回は岐阜住みの友人と登ったのですが、歩き始めてすぐに空気がきれいでやばいと感動していました。

樹林帯は地味に登りがしんどくて、汗をびっしょりかきながら登りました。

写真はほとんど撮らずでした。

焼岳見えた

1時間ほど樹林帯を歩くと、広場のような場所に出て視界が開けます。

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焼岳

この場所は焼岳を眺めることができ、ベンチなどもあるので多くの方が休憩していました。

ここから先は、急な登りになり岩もゴロゴロしているので、ヘルメットを装着して登りました。

山頂を目指して

噴煙を上げる山頂付近を目指して、ガンガン標高を上げていきます。

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登山道と紅葉

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山頂へ向けて

紅葉も始まっており、緑と黄と赤のコントラストがめちゃくちゃきれいでした。

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階段

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穂高連峰の姿も

時折、穂高連峰もの姿も見ることができ、山頂からの景色に期待が膨らみます。

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登山道

そこまで危ない場所もなく、歩きやすい登山道でした。

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山頂を目指す

岩山と草木が混ざった感じがかっこいいです。

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青空と登山道

紅葉も始まっていますが、まだまだ緑も元気です。

鮮やかな自然の緑色を見ていると、日ごろの目の疲れが癒えます。

別世界へ

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森林限界を超える

森林限界を超えると背の高い草木はほとんどなくなり、岩山の雰囲気に変わります。

沢山の岩が転がっていて、上から岩が転がってくるんじゃないかという恐怖感があります。

また、浮石が多いので慎重に歩く必要があります。

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足場は不安定

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噴煙が近づいてきた

下からも見えていた、噴煙がもうすぐ目の前まで近づいてきました。

硫黄の匂いも漂ってきます。

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火口湖

稜線まで登りきると、火口を見下ろすことができます。

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山頂直下の登山道

山頂直下の登山道は急登で、足場の岩も不安定なのでゆっくり慎重に登りました。

山頂へ

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焼岳山頂

2時間ほどで、焼岳北峰に登頂することができました。

山頂には沢山の人がいましたが、それなりに広いのでゆっくり休憩することができました。

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山頂

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山頂

上高地とそこを流れる梓川を見下ろすことができます。

残念ながら、正面の穂高連峰は雲の中でしたが、それでも圧巻の景色です。

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火口付近

大学の研究か何かで、地殻調査をしていました。

この日は大学生の団体さんも登っていたので、山頂は本当にたくさんの人でにぎやかでした。

気温もちょうどよく、ご飯を食べたりしながら2時間ほど山頂で過ごしました。

まとめ

2時間ほどで山頂に立つことができ、北アルプスの絶景を眺めることができる最高の山です。

初心者向けの山とよく紹介されていますが、足場が不安定だったり滑落の危険などもあるので、しっかりとした装備と準備をして登ることをお勧めします。

山頂まではトイレがなかった気がするので、そこも注意が必要です。

近くには温泉地もあるので、下山後は温泉に入るのもおすすめです。

 

北アルプスの山々を見て、また登ってみたい山が増えました。

登りたいリストがどんどん増えているので、チャンスがあればガンガン登りに行きたいと思います。