2022/3/7
長野県富士見町~野辺山方面へドライブ中、八ヶ岳に出現した雪形を発見しました。
思わず、車を停めて撮影した写真がこちら
皆さん何に見えますか?
雪形(ゆきがた)とは
雪形とは、春先に山に残った雪の形などをを様々なものに見立てて名前を付けたものです。
雪の場合と、雪の中に現れた岩などの場合もあります。
北アルプスの雪形などは有名で、雪形の名前が山の名前の由来になったものもあるようです。
雪形の出現は、春の訪れを告げるものとしてその地域では親しまれ、昔は農業などの目安にもなっていたようです。
八ヶ岳に現れた雪形
今回撮影した雪形は、八ヶ岳の最南端にある編笠山の山腹に現れたものです。
地元では、『登り鯉(コイ)』『下り鯉(コイ)』などと呼ばれ、この2匹の鯉の出現が春の訪れを知らせてくれます。
本当にくっきりと魚の形に見えます。すごい!
奥にそびえる赤岳はまだまだ真っ白です。
南に位置する山々から徐々に雪解けが進んでいく感じでしょうか。
標高などにもよると思いますが、やはり北に行くほど雪深い感じがしますね。
右手前が南八ヶ岳、左奥が北八ヶ岳です。
撮影した場所
今回写真を撮った場所は、富士見町にある『立沢大橋』という場所です。
この場所、八ヶ岳だけではなく、南アルプスや富士山もよく見えるので、お勧めです。
まとめ
この時期にしか見ることができない景色に出会うことがでました。花粉が飛び始めると霞んでしまうので、いいタイミングで撮影もできてラッキーでした。
雪形は、何に見えるかはその人次第だと思います。ぜひ、雪形を探していろいろと想像を膨らませてみてください。