1月中旬、全面結氷した諏訪湖の様子を見に行ってきました。
寒い冬にしか見ることができない神秘的な景色を見ることができました。
温暖化
年々、温暖化の影響で暖かい冬が多くなり、諏訪湖が全面結氷することも少なくなってきました。
社会人になって6年目になり、毎年諏訪湖の様子を見ていますが、
凍ってもすぐに溶けてしまうことが多く、ここまでしっかり凍り付いたのは久しぶりだと思います。
今年は、寒い日が多くマイナス10度を下回る日も何回かありました。
日中も気温があまり上がらず、氷が分厚く成長したのだと思います。
寄せ氷
諏訪湖は特に冬場風が強いため、湖面はかなり波打っています。
氷が波で打ち上げられる現象を『寄せ氷』というらしく、まるで流氷が湖岸に打ち上げられたような、幻想的な景色を目にすることができます。
写真だとなかなか伝わりにくいかもしれませんが、この氷一つ一つはけっこう大きくて間近でみるとかなりの迫力があります。
大きいものは畳くらいの大きさがあり、打ちあがって折り重なった氷は大人の背丈ほどの高さになっています。
ここまで諏訪湖の氷が大きく凍り付いて、それが岸辺に打ち上げられている様子をみると、本当に自然の力って凄いなと思います。
寒くても賑わう諏訪湖
土曜日の朝7時頃に諏訪湖の様子を見に行ったのですが、たくさんの人が諏訪湖に集まっていて驚きました。
この日は最低気温がマイナス10℃を下回る本当に寒い朝だったのですが、皆さん諏訪湖の写真を撮ったり、ランニングやウォーキングをしながら諏訪湖を眺めていました。
寒くて家から出たくなくなる冬場ですが、こういった楽しみがあるのはうれしいことです。出掛けたり体を動かすきっかけにもなりますね。
御神渡り
諏訪人が一番気になるのは『御神渡り』が出現するかどうかだと思います。
御神渡りとは、全面結氷した諏訪湖に割れ目や氷のせり上がりができる現象で、昔から神様の通った跡とも言われています。
2月の頭まではチャンスがあるそうなので、4年ぶりとなる御神渡りの出現にも期待したいと思います。