百名山のひとつ蓼科山に登ってきました。
初心者でも挑戦できる山として人気がありますが、
なかなかの急登で登りごたえはしっかりあります。
個人的に、登山を始めて初めて登った山なので、思い入れもあり大好きな山の一つです。
毎年必ず一回は登っていて、今回で5回目になります。
今回は七合目登山口から登ってきました。
蓼科山
標高は2531m
八ヶ岳の最北に位置する独立峰です。
日本百名山にも選ばれています。
山頂からは、360度の展望があり、八ヶ岳や各アルプス、御嶽山や浅間山など信州を代表する山々を眺めることができます。
富士山のような山容は、下から眺める分にも素晴らしく、
茅野市街からもよく見ることができます。
七合目登山口へのアクセス
七合目登山口には諏訪ICから車で1時間ほどで到着します。
女神湖近くの交差点(蓼科牧場)を直進すると、標識が出ています。
最寄りのコンビニは、白樺湖畔のローソンです。
道も最後まで舗装道となっています。
七合目登山口駐車場
登山口の目の前に10台ほど、少し下ったところには30台は停められそうな広い駐車場があります。
この日は朝6時頃で、登山口前の駐車場はいっぱいでしたが、
下の駐車場はまだまだ余裕で駐車することができました。
登山口にはトイレもあります。
登山開始
6:30に登山開始です。
七合目登山口からのコースタイムは2時間となっています。
登山口には鳥居が立っています。
登山口のすぐ横に、登山ポストが設置されています。
緩やかな登り
しばらくは、熊笹が生い茂る緩やかな登りが続きます。
登りは緩やかですが、石がごろごろしているので歩きにくさは感じます。
こういった道でも、石に躓いたり、足首をひねってしまうことはあるので、登山靴はしっかりと履いて注意して登っていきましょう。
馬返し
歩き始めて10分ほどで、「馬返し」というポイントに到着します。
名前の通り、馬が登れなくなるような急な登坂がここから徐々に始まっていきます。
林の中は涼しく、鳥のさえずりも聞こえます。
北八ヶ岳らしい、苔むした幻想的な雰囲気を楽むことができます。
登山道には、案内板もありますし道に迷うことはないと思います。
天狗の露地
傾斜は徐々にきつくなり、息が上がります。
傾斜がきついので、道はジグザグになっています。
40分ほどで、「天狗の露地」というポイントに到着しました。
ちょっとした、小広場になっているのでここで休憩しました。
この辺りからはさらに急な登りになります。
将軍平に到着
登り始めて、1時間15分ほどで「将軍平」に到着しました。
蓼科山荘があり、休憩している方も大勢いました。
お土産なども売っています。
初めて蓼科山に登った時は、ここで登山バッチを購入しました。
大きな岩の急斜面と鎖場
将軍平からは、蓼科山の山頂も見えゴールが近づいてきたことがわかります。
ここからは大きな岩がごろごろした急斜面と鎖場が出現します。
慎重に登っていきましょう。
しばらくすると森林限界を超え、視界が開けます。
黄色いペンキの目印を頼りに、岩をよじ登っていきます。
山頂に到着
将軍平から30分ほどで、蓼科山頂ヒュッテが見えてきます。
ここまで来たら、山頂は目の前です。
黄色いペンキの目印を頼りに山頂を目指します。
一等三角点のある山頂に到着しました。
広い山頂と360度の大展望
山頂は広く、ごつごつとした大きな岩でおおわり、中央部は少しくぼんでいます。
かつて火山であったことがわかります。
展望台で景色を眺める人や、蓼科神社で参拝する人など、広い山頂では皆さんそれぞれの過ごし方をしています。
下山
30分ほど、山頂での時間を楽しんで下山しました。
ごろごろした岩の連続の急斜面を、慎重に下っていきます。
登ってくる人もたくさんいたので、道を譲りあいながらすれ違います。
ふとももがぱんぱんになり、登りよりも足はかなり疲れました。
1時間半ほどかけて下山しました。
駐車場につくと、かなりの台数の車が停まっていました。
まとめ
七合目まで車で行けてしまうので2時間弱で2500mの山頂に立つことができるのは魅力の一つです。
北八ヶ岳らしいごつごつとした岩と、苔むす神秘的な森を楽しむことができます。
山頂からは360度の絶景を眺めることができ、山頂まで来た人しか味わうことができない別世界を楽しむことができます。
小学生くらいの子供や、高齢者の方も多く登っていました。
しっかりとした装備を揃えて、自分の体力に合った登り方をしましょう。