夜勤明けで近くの里山、霧訪山へ登山へ行ってきました。
寒波の影響で、夜のうちに少しだけ雪が積もり、気温も低めの朝でした。
夜勤明けでもさくっと登れそうな山ということで、霧訪山を選びましたが
短時間で登れ、絶景が楽しめる素晴らしい山でした。
霧訪山(きりとうやま)
長野県の辰野町と塩尻にまたがる標高1305mの山です。
辰野町の両小野地区というのどかな集落にそびえる山で、地元の方に大切にされているといった印象の山でした。
いくつか登山ルートはありますが、1~2時間程度で山頂に立つことができ、山頂からは360度の大展望が広がっています。
『日本のへそ』と呼ばれる日本の中心地にあるため、天気が良ければ信州を代表する山々を眺めることができます。
駐車場・アクセス
今回は、最短ルートである『かつとりコース』を歩きました。
案内板の中央のコースになります。
登山口のすぐ近くに10台ほど無料で停められる駐車場があります。
登山口の駐車場までの道のりはやや狭い道もありました。
登山口近くまで行くと案内板があったので、始めていくときはありがたかったです。
霧訪山登山口
登山口には大きな案内版が出ています。
すぐ脇に登山ポストも設置してありました。
登り始めの気温はけっこう低めでマイナス7度ほどでした。
登り始めは急な階段
登り始めてすぐに階段を上ります。
けっこう急な階段がしばらく続きます。
スタート直後のこの階段は、息が切れてしんどかったです。
案内板が多くとても親切
100mおきに山頂までの距離表示があります。
ちなみに登山口から山頂までは1500mだそうです。
他にも山頂まで様々な案内板があり、とてもありがたかったです。
また、きのこの山でもあるため厳重に管理されている印象の山でした。
新雪の林を歩く
夜のうちに数センチ雪が積もったので、新雪の中の山歩きとなりました。
私は8時頃スタートしましたが、すでに足跡もありました。
途中何か所かベンチが設置されており、休憩しながら登ることができます。
分かれ道
分かれ道のポイントにたどり着きました。
どちらに進んでも山頂に行けますが、今回は最短ルートで向かいます。
分かれ道を過ぎて少し行くと、避難小屋がありました。
ここにもベンチがあるので、休憩もすることができます。
急登と崖
避難小屋を過ぎると、傾斜がかなりきつい場所も出てきます。
夏ならなんなく登れると思いますが、雪があるとけっこう滑ります。
軽アイゼンを装着して突破しました。
また、登山道の両脇は崖となっているので、ロープより外側にはそれないように気を付けて歩きました。
山頂が近づいてきて、最後のベンチのある場所は展望も開けていました。
最後の登り
最後のベンチを過ぎると山頂はもう間近です。
山頂直下もけっこうな急登なので、滑らないように気を付けて登ります。
霧訪山の山頂へ
登り始めて1時間ほどで山頂へ到着しました。
快晴の予報だったのですが、私が山頂に立った時は雲が多めでした。
この日は午後のほうが天気が良かったようです。
全体的に雲多めですが、それでも素晴らしい景色を眺めることができました。
山頂の気温はマイナス10度くらいだったと思います。陽が出ていて風も少なかったので、それほど寒くは感じませんでした。
霧訪の鐘と神社
山頂には、霧訪の鐘というものがあります。
恋人と鳴らすと、結ばれるとか。
小野神社もありました。
まとめ
最短ルートだと1時間ほどで山頂に立つことができ、素晴らしい景色を楽しむことができる山でした。低山なので冬でも登ることができるのもいいですね。
今回は雲が多めでそれほど展望はよくありませんでしたが、晴れていれば南アルプスや八ヶ岳もきれいにみることができるそうです。
また機会があれば、違うルートでも歩いてみたいと思いました。
山頂からは松本空港が見えるので、飛行機の離着陸なども見てみたいものです。