2022/3/5-6
春一番が吹き荒れた3月最初の土日に、標高1400mを超える山の中でキャンプをしてきました。
最低気温はマイナス8度、まだまだ雪がたくさん残ってる過酷な環境でのキャンプでした。
キャンプ場
今回キャンプを行った場所は、山梨県の山の中にある通年で営業しているキャンプ場です。
標高が1400mを超える地点にあるので、3月とはいえ氷点下は当たり前の世界です。
外にあるトイレや炊事場は凍り付いてしまうため冬場は使用不可となっていますが、
近くの山小屋のトイレを貸してもらうことができ、水はポリタンクに入れて凍らなうように発泡スチロールで二重に覆って供給していただきました。
なかなか面倒見の良いキャンプ場で助かりました。
キャンプ場までの道はツルツルのアイスバーンが何か所もあり、(しかもかなりの傾斜とくねくね道)キャンプ場にたどり着けないんじゃないかというくらいヒヤヒヤする道のりでした。
キャンプ場の3分の2ほどが雪で埋もれている状態で、多いところは20センチくらい積もっていました。四駆じゃないとスタックしそうです。
3月に入り気温もだいぶ高くなってきているので、昼間は雪が緩んでぐちゃぐちゃになり、夜また凍り付くといった感じでした。
設営
今回は会社の同僚・上司と3人でのキャンプでした。
ソロキャンスタイルで、各自がテントを張って焚火も用意します。
程よい距離感で、コロナ禍には打って付けのスタイルでした。
ちなみに私たちのほかに、もう一組キャンプをしている人がいました。
今回私は、初のタープ泊に挑戦しました。
これは2.8mのレクタタープを使って、『パスファインダー』という張り方をしてみました。
設営は超楽ちんで、慣れれば10分も掛からないです。
また使うポールやペグも少なくていいので、荷物を減らしたい時にもお勧めです。
今回は寝るだけなので2.8mのかなり小さめのタープを使いましたが、大きなタープを使って室内空間を広げる張り方をすれば、もっと快適に過ごせると思います。
雪中のタープ泊なのでマットは三重にして寝ました。
コットが欲しくなります。。
お隣さんとは程よい距離感です。
キャンプ飯
なかなか豪華なラインナップでした。
写真には撮っていませんが、上司がスパイスから作ってくれたカレーが激辛で体がほかほかになりました。
雪上での焚火
雪がこれだけ積もっている環境でのキャンプは初めてでした。
がんがん焚火をして、暖を取りました。
かなりの量の薪をもっていきましたが、足りなくなりそうで現地でも調達しました。
薪は雪の上に直置きするとすぐに湿けってしまうので、対策が必要です。
今回導入した自作の薪スタンドは、実はまだ作りかけ。
でも大活躍でした。
この日は春一番が吹き荒れ、一日中風が強い状態でした。
陣幕などの防風対策はけっこう重要です。
夜~朝
日が落ちて静まり返った森のキャンプ場に焚火の音が心地よいです。
夜は少し雪が舞っていましたが、何とか星空撮影できました。
標高の高いキャンプ場に来たら、星空を撮影したいといつも思っていますが、結局面倒臭くなって撮らないことが多いんですねよね。
木々の間から日が昇りました。
朝起きたら、外に出してあるものはすべて凍り付いていました。
一回凍ってしまうと、解凍するのにはけっこう時間が掛かります。
凍らせたくないものは、クーラーボックスの中へ。
まとめ
過酷な環境でキャンプをすると学ぶことがとても多いです。
今回は最低気温マイナス8度、そして爆風の中でのキャンプでした。
必要なものや、あったら快適になるものがよく分りました。逆にせっかく持って行ったの使わなかったものもけっこうありました。
キャンパーとしてまだまだ成長できそうだなと感じました。
これから暖かくなり、キャンプシーズン到来です。
楽しんでいきたいと思います。
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